登山道具、最初は何を揃えたらいい?

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山に登ってみたいけど最初は何が必要なのでしょうか。
最低限必要なものをご紹介します。

1 三種の神器

登山の三種の神器と呼ばれるのが、
・登山靴
・ザック
・レインウェア
です。

一つ一つ説明しますが、これらはどれも危険を回避し、登山を快適にするものです。
どれも高価なので揃えるのは大変ですが、登山を続けていくのであれば必ず揃えましょう。

1-1 登山靴

登山靴とはその名の通り登山用の靴です。
足場の悪い所を長時間歩かなくてはならないので、もちろん足は疲れるしケガのリスクもあります。
自分の足に合う丈夫な登山靴を履くことで疲労やケガのリスクを軽減させることができます。

登山靴は高価で、安くても15,000円はかかります。
お試しで登山をしてみたいという場合は、東京の高尾山など、スニーカーで登山できる山もありますのでそのような山を選んで登山してみるのが良いでしょう。
ただし、登山にハマってステップアップしたい人や、行程が長いところに行きたい人は必ず登山靴は用意するようにしましょう。

 

 

1-2 ザック

登山で使うバックパックのことです。
これがなければ荷物を持って行くことができないですね。
登山するときは食べ物や行動食、救急セットや飲み物など、必ず持って行かなければならない荷物が多数ありますので、ザックは必需品ですね。

ザックも高価なものが多いので、初めて登山する際はまずは持っているリュック(汚れてもよいもの笑)で試してみるのも良いですね。
できれば、リュックがずれ落ちないように固定できるものがよいでしょう。
くれぐれも手提げバッグなど、手が塞がるバッグでは登らないようにしてください。
ころんだり咄嗟の時に手が使えないと危険です。

1-3 レインウェア

簡単に言うと、登山用のカッパのようなものです。
山の天気は変わりやすく、天気予報では晴れになっていても急に雨が降ることもあります。
身体が濡れたまま登ると低体温症で動けなくなる、ということもあり大変危険です。
レインウェアも高価ではありますが、必ず用意しましょう。

レインウェアはカッパのようなものと言いましたが、一般的なカッパで登るのは避けましょう。
登山中はもちろん身体が暑くなり汗をかきます。
一般的なカッパは透湿性がない為、熱が身体とカッパの間にこもってしまい大変不快です。
逆に汗をかきすぎて低体温症になったり脱水症状になる可能性もあります。
登山用のレインウェアは透湿性に優れているので、そのようなリスクは軽減できます。

2 ウェア

山を登るときは何を着て行けばよいのでしょうか。
登山を続けていくと色々と欲しいものは出てきますが、最初はあまり登山用に揃えなくてもよいかと思います。
ジャージにウインドブレーカーといった格好でも登ることはできますので、登っていくうちに自分の気に入ったウェアを揃えていくとよいでしょう。

ただし、着るものは基本的には綿素材ではなく、ポリエステルなどの化繊かウールを着用しましょう。
前述した通り登山では低体温症が怖いです。
綿素材は汗などで濡れると乾きにくく、身体を冷やしてしまい低体温症のリスクが高くなってしまいます。
速乾性の高い素材の服を着るようにしてください。

また、山は風が強いことが多いので、ウインドブレーカーは持って行くようにしたほうが良いです。
登山用のレインウェアであればウインドブレーカーとして代用することもできます。

3 終わりに

登山を始めるのに道具を揃えるのにハードルが高いということはやはりあると思います。
三種の神器だけで安くても5万円以上はかかりますから・・・。
ただ、登山はきちんと用意をしないと、最悪命の危険に陥る可能性があるので続けるのであれば思い切って用意して下さい。
まずはお試しで登山を体験してみたいという人は、危険の少ない山を代用品で登ってみてから検討するとよいでしょう。

それでは!

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