【カメラ替えました】APS-Cユーザーがフルサイズミラーレスに乗り換えて感じたこと

2021年に入り、これまで4年ほど使用していたNikon D3300から、Sony α7ⅲにカメラを買い換えました。
APS-Cセンサーのエントリー機からフルサイズミラーレスへと変更し、半年ほど経ったので使い勝手などを話していきます。
カメラ初心者の方が初めてカメラの買い替えをする際などに参考にしていただけたらと思います。

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変えてよかった点

撮影できる写真の幅が広がった

D3300はISO値(カメラのセンサーに取り込む光を表す値)が100～12800までに対し、α7ⅲは100～51200と大幅に違います。
つまり、α7ⅲのほうがより設定の幅が大きいということです。
例えば、動く被写体を撮るときはシャッタースピードを大きい値にしたいですが、そうすると写真が暗くなります。
絞りや露出、IＳＯ値を調整して撮影しますが、IＳＯ値の範囲が大きいので調整の幅が大きく撮りたい写真に近づけることができます。

スマートフォンへの転送がしやすくなった

D3300にはWi-fiなどでスマートフォンに転送する機能がないため、パソコンに一度写真を移してからスマートフォンに送るか、Wi-fi機能付きのSDカードを使用して送っていました。
しかしパソコン経由はめんどくさいですし、Wi-fi機能付きのSDカードは通信が頻繁に途切れ送信できないことが頻繁にありストレスフルでした。
α7ⅲにはWi-fi転送機能があり、通信も途切れず速いのでストレスなくスマートフォンに転送できています。
RAWのデータはパソコンに移して保管しますが、友人などと出かけた時の写真は早めににスマートフォンに移して友人に送りたいので、それができるようになって快適になりました。

暗い場所での撮影がしやすくなった

D3300ではファインダーやモニタに映る映像はF値やシャッタースピードなどの設定を変更しても変わりません。
そのため、撮影してみないとどのような写真が撮れたか分からなく、明るい設定にしすぎて白飛びするなどのミスが頻発していました。
α7ⅲでは設定を変更した後の実際に撮れる写真がモニタに映るため、そのようなミスは少なくなります。
これにより、特に夜景や星空など暗い場所での撮影がとてもしやすくなりました。
暗い場所では撮れる写真が全く見えず、ボケているのか、そもそも対象が写っているのかすら分かりませんでした。
明るさの設定がモニタに映る映像に反映されるため、明るい設定にするとモニタに画像が写り暗い場所でも写真が撮りやすくなりました。

変えて気になる点

機体が若干重くなった

D3300の本体重量は410gに対し、α7ⅲは565gなので重くはなりました。
D3300が軽すぎると言えばそうなのですが・・・。
それでもこの150gの差は体感ではあまり分からないです。
私はよく登山にカメラを持って行くのですが、重くなったからといってそれほどストレスには感じていません。

操作するボタンが増えた

D3300と比較してα7ⅲは操作するボタンなどが増えました。
カスタムボタンや露出調整などです。
使い始めの慣れていないときは「このボタンなんだっけ？」と戸惑いがちでした。
慣れれば便利な機能なので、意識して使っていこうと思います。

傷つけたくなくなった

D3300は3～4万円で購入できるのに対し、α7ⅲはおよそ20万円。
持ち運ぶのに傷つけまいという意識になりました。
とはいえ登山など過酷な状況下で使うので時間の問題だとは思いますが・・・(笑)

α7ⅲ　作例

終わりに

D3300は2014年に発売されたエントリー機種なので、現代のカメラと比べて機能はあまり充実していないと言っていいでしょう。
それでも軽くて非常に使いやすく、初めて持つカメラとして素晴らしいと思います。
私も結局4年も愛用してきました。
それに対してα7ⅲは現代の人気機種であり、機能も充実しているため、最初は使いこなせずに戸惑うこともありました。
しかし、使っていくうちに慣れてきて便利さを実感し、買い換えて良かったと思っています。
使いこなせるか不安でカメラの買い替えを躊躇している人もいるかもしれませんが、一度カメラを使っていれば基本的な使い方はあまり変わらないので慣れるのにそれほど時間はかからないかもしれませんね。
最近のカメラはエントリー機種でも機能が充実しているので、買い換えてもそれほど戸惑うことはないかもしれませんが・・・。

それでは！

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