立山に行ってみたい!
でもアクセス複雑だし3,000m峰だし行けるのか?
2022年5月に立山に行ってきました。
結論から言うと、最高でした。
しかし行く前はアクセスが複雑だったり、日数がかかるイメージで足の運びにくい山なのかと思っていました。
実際はどうなのでしょうか。
今回は立山へのアクセスとGWの立山登山した記録についてお話していきます。
立山とは
立山は北アルプス北部に位置し、3つのピーク(雄山、大汝山、富士ノ折立)を相称する連峰群です。
最高峰は大汝山の3,015m。
雄山は3,003m、富士ノ折立は2,999mと3,000m級の山が連なります。
日本百名山のひとつであり、また日本三霊山と、日本を代表する山といっても過言ではありません。
日本百霊山は富士山、立山、白山の3つです。
立山は登山の他にも見所がたくさんあります。
黒部ダム、アルペンルート、室堂の温泉などなど。
観光地としても有名であり、登山する人以外にも観光客で賑わいます。
立山室堂ターミナルまでのアクセス
立山登山は室堂からスタートします。
室堂までのアクセスは長野県側から、富山県側からの2種類あります。
どちらともいくつかの交通機関を乗り継ぐ必要があり、アクセスが複雑です。
ここではその2種類についてお話していきます。
長野県側からは黒部ダム。
富山県側からはアルペンルート。
それぞれ見所があります。
長野県側からのアクセス
長野県側からアクセスの場合、扇沢から乗り物を4つ乗り継いで室堂に到着します。
扇沢バスターミナルまでは自家用車またはバスで行きます。
それ以降はマイカー規制により車は入れません。
以前はトロリーバスでしたが、2018年に電気バスに置き換わったようです。
黒部ダム駅下車後、黒部ダムを観光しながら黒部湖までおよそ15分徒歩で行きます。
富山県側からのアクセス
富山県側からアクセスの場合、立山駅から乗り物を2つ乗り継いで室堂に到着します。
立山駅までは自家用車または富山駅より電車で行きます。
それ以降はマイカー規制により車は入れません。
高原バスはアルペンルートを通過します。
GW期間は雪の壁の間をバスで通過することができます。
残雪期の立山 登山記録
※GWの立山は残雪とはいえがっつり雪山です。
雪山装備をきちんと揃えて登山しましょう。
1日目 扇沢~みくりが池温泉まで
山小屋というか、もはや旅館です。
2日目 立山登山
朝ご飯前に小屋から少し出て朝焼けを拝みます。
素晴らしすぎた・・・。
みくりが池温泉の朝食を食べ、いざ出発。
(朝のご飯はしっかりおかわり)
当初の予定では下の画像のように周回するつもりでした。
しかしらいちょう沢のテント場まで行ったところで、周回ルートへのトレースがありません。
おそらく雪のある時は難しいのでしょう。
ここでルートを変更し、途中からピストンすることにしました。
正規の登山道まで戻る道は急な坂でツラかったです・・・。
雪もしっかり積もっているため、12本アイゼンを装着して登ります。
途中の一ノ越山荘を超えると雪が剥げて岩がむき出しになるので、チェーンスパイクに履き替えました。
そこからひたすら登り、雄山、大汝山、富士ノ折立の順に登ります。
雄山、大汝山ではしゃぎすぎて満足してしまい、富士ノ折立はピークまで行かずに引き返しましたが(笑)
下山時、空に自然の光学現象が現れていたので眺めながら下っていきます。
室堂を通り越してみくりが池温泉に立ち寄りました。
宿泊者は翌日の16時まで温泉に入れるとのことで、最後まで堪能します。
下山後すぐに温泉に入れるって最高すぎます。
温泉を出た後、室堂に戻って乗り物を乗り継ぎ、扇沢まで戻りました。
終わりに
立山登山する場合、多くの乗り物を乗り継ぐ必要があったりお金がかかるなど、確かに行きづらい山ではあるかもしれません。
しかし、それをはるかに超える素晴らしさがありました。
立山自身もそこから見える山々の景色も圧倒されるものです。
小屋も過ごしやすくご飯がおいしい、温泉も最高。
登るまでは大変ですが、それでも登るべき山だと思いました。
アクセスも方法さえ知っていれば大したことはありません。
ぜひ多くの人に立山での時間を過ごしてほしいと思います。
それでは!
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