冬でも登山したいなぁ。
冬になると多くの山では雪が積もり、気軽に登ることが難しくなります。
そんな冬でも雪が少なく、比較的登りやすい山は存在します。
今回は関東付近で冬でも雪が少なく登りやすい山を紹介していきます。
寒波が来れば雪が積もる可能性は大いにありますので、登る際は事前に雪の状況を調べておきましょう。
また、雪が少ないとはいえ軽アイゼンやチェーンスパイクは持って行くべきです。
冬でも雪が少ない山6選
丹沢
丹沢は神奈川県の秦野市あたりに位置し、丹沢山塊として数多くのピークを有します。
代表的な山は以下の通りです。
特に鍋割山は山頂の鍋割山荘で名物の鍋焼きうどんが食べれます。
寒い時期に熱々の鍋焼きうどん、最高です。
高尾山
東京都八王子市に位置する高尾山。
標高599mの低山であり、雪も少なく冬でも登りやすいです。
リフトやケーブルカーもあるので、気軽に山頂に行くこともできます。
山頂などに飲食店や売店があり、暖かい食べ物や飲み物を堪能できるのも良いですね。
筑波山
茨城県つくば市に位置する筑波山。
高尾山と似た雰囲気で、ケーブルカーやロープウェイもあります。
標高877mの低山であり、冬でも雪は少ないです。
山頂には売店があり、こちらも温かい食べ物や飲み物を堪能できます。
2月になると麓で梅の花が咲き、筑波山梅まつりといったイベントもやっています。
雲取山
雲取山は東京都、埼玉県、山梨県の県境に位置する日本百名山のひとつです。
標高が2,017mもありますが雪は思いの外少なく、12月まで登れる年もあります。
とはいえ、他に紹介した山よりも行程も長ければ気温も低く、険しい事には違いありません。
ケーブルカーなどの乗り物もなければ山頂に売店等もありませんので、冬に登るのであればそれなりの準備と覚悟が必要でしょう。
山頂を通り越して少し歩くと雲取山荘があります。
ここで1泊するのも楽しそうですね。
伊豆稜線(達磨山など)
伊豆稜線は静岡県伊豆市に位置し、南東の天城峠から北西の金冠山まで約42㎞伸びる稜線です。
42㎞歩くのはしんどすぎますが、その間の一部を切り取って歩くと富士山や駿河湾などの絶景を堪能できます。
最高峰は猫越岳の1,034m。
その他は1,000m弱の低山が続きます。
とにかく歩きやすくて雪も少なく、なんといっても景色がいい。
とてもおすすめです。
沼津アルプス
沼津アルプスは静岡県沼津市に位置し、北の香貫山から南の日守山まで続く山々です。
最高峰の鷲頭山でも標高392mの低山ですが、縦走すると中々ハードで登りごたえがあります。
コースタイム6時間以上、累積標高1,500m以上、鎖場あり。
中級者~上級者でも楽しめますね。
雪はほとんど積もらないので、冬でも問題なく登山できるでしょう。
終わりに
冬は雪で登山ができないと思っている方は多いですが、登る山を選べば全く登れないということはありません。
むしろ低山ハイクは空気も澄んでいて快適かもしれません。
寒い時期だからこそ登りたい山を見つけ、ぜひ冬でも登山を楽しみましょう!
ただし、冒頭でも言ったように寒波などで雪が積もる可能性は大いにあるので、直前に天気や雪の情報を必ず確認しましょう。
それでは!
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