【梅雨でもOK】北八ヶ岳　ニュウ　登山レポート【白駒池の静寂な苔の森を楽しむ】

本日は北八ヶ岳の山、ニュウについて紹介します。

ニュウとは
ニュウで撮った写真
終わりに

ニュウとは

山の詳細

山域　北八ヶ岳
標高　2,352m

ニュウは八ヶ岳の北部に位置する標高2,352mの山です。
白駒池から近く、池を堪能しつつ登ることができます。
山頂からは富士山や北アルプス、南アルプス、八ヶ岳など名立たる山々の絶景を拝むことができます。

白駒池とニュウの間の登山道は新緑や苔の森です。
もののけの森、かもしかの森、ニュウの森など名前が付けられており、どれも神秘的です。

白駒池湖畔の白駒壮や、揚げパンで有名な高見石小屋など、行くべき山小屋がたくさんあります。
お隣の天狗岳まで縦走したりと、様々な楽しみ方ができる山です。

白駒池おすすめスポット

白駒池は登山だけでなく、湖畔ハイキングやキャンプ、山小屋でのカフェなど楽しみ方は様々です。
ここでは白駒池周辺のおすすめスポットを紹介します。

白駒壮

白駒壮は白駒池西側の湖畔にあり、白駒池入口の駐車場より徒歩20分程のば所に位置します。
白駒池を最も見渡せる場所であり、景色がとても良いです。

ランチやカフェメニューが豊富で、ケーキやソフトクリームまであります。
美しい湖畔を見ながら優雅にカフェタイムはいかがでしょうか。

高見石小屋

高見石小屋は白駒壮から30分程の場所にあります。
高見石小屋までの道は登りで険しいので、行く場合はしっかり登山の格好で行きましょう。

高見石小屋と言えば揚げパンが有名です。
ココア、抹茶、チーズ、黒ゴマ、きな粉の5種類があり、色とりどりで写真映えします。
どれもおいしく、揚げパンなのにペロッと食べれてしまいます。
そのほか自分はカレーも食べましたが、野菜たくさんでヘルシーでありながらとてもおいしかったです。

高見石小屋はテント場もありますので、縦走する方にもおすすめです。

青苔荘

青苔荘は白駒池南側湖畔に位置し、白駒池入り口駐車場より徒歩15分程の場所にあります。
入口から近く、テント場が広いため大自然の中でキャンプするにはもってこいですね。

ニュウ　モデルプラン

ニュウや白駒池周辺は様々なルートがあり、縦走などを楽しむこともできます。
ここでは白駒池やニュウを楽しみつつ、高見石小屋まで行くルートを紹介します。

登山口　白駒池入り口
アクセス　白駒池入り口駐車場(駐車料金600円)
所要日数　日帰り
コースタイム　3時間半ほど
主要コース
白駒池入り口　(15分)→　青苔荘　(70分)→　ニュウ山頂　(60分)→　白駒荘　(30分)→　高見石小屋　(40分)→　白駒池入り口

登山口は白駒池駐車場。
駐車場は有料で、一日600円です(バイクの場合は200円)
駐車場に売店やトイレがあり、入山前に色々準備ができるのは良いですね。

入り口から15分程歩くと白駒池が見えてきます。
白駒池までは登山客以外の人も来ます。
が、登山に慣れていない人や登山道具を持っていない人でも、せめてスニーカーなど歩きやすい恰好でくるべきです。

白駒池を超えると苔の森です。
もののけの森、カモシカの森、高見の森など書かれた看板があり、見所です。
この辺りはとにかく苔が美しいです。
苔の種類は450種類を超えると言われています(多すぎて覚えられない笑)。
山頂に着くまでは静寂な森の中を歩きます。
晴れて木漏れ日が入ると、苔が照らされてオブジェのようになります。
逆に霧がかっていたり小雨だと、苔に潤いがあり、水滴がついたりして幻想的です。
大雨だと苔を見る余裕もなく危険なのでお勧めしませんが、小雨程度であれば万全の準備をすれば苔の森まではおすすめです。
(ニュウ山頂までは険しいのでおすすめしません)

ニュウ山頂に到着すると一気に開けます。
同じ山域である八ヶ岳はもちろん、富士山や南アルプス、北アルプス、浅間山など様々な山の絶景を拝むことができます。
山頂は岩でゴツゴツしているので、気を付けて歩きましょう。

コースタイムは休憩なしでひたすら歩くと3時間半程度です。
しかし、山小屋や白駒池、苔の森や絶景など、見所たくさんです。
コースタイム通りに登山するのを意識しすぎるより、時間をたくさん取って様々なスポットで立ち止まりながらゆっくり歩くほうが楽しめると思います。
自分は楽しみすぎて全然進まず、コースタイムの1.5～2倍程かかりました笑