【登山歴5年半】登山を始めてから現在までを振り返ってみた

登山

登山を始めて5年以上経過し、本当に様々な出来事がありました。

ふと今までの登山経歴を振り返ってみたくなったので、今回は私が登山を始めてから今までどんな山に登ったのか、どんな体験があったのかを話していきます。

※この記事は2022年12月にアップしています。




現在(2022年12月時点)の経歴

登山歴:5年8ヶ月(2017年3月~2022年12月)
登った山の数:200座以上(ヤマレコ記録)
日本百名山:74/100座
登山スタイル:日帰り、テント泊、雪山(日帰りor小屋泊)、トレラン
好きな山:赤石岳とか双六岳とか・・・(選べない)

現在までの振り返り

登山を本格的に始める前(2015年)

大学生の時、友達と乗鞍岳へ登ることに。

登山の”と”の字も知らないような状態でした。

登山靴だけ5,000円程度の物を購入し、その他は持ち合わせでカバー。

レインウェアぐらい用意しとけよ・・・。
と、今は思います(笑)

運よく快晴で、その絶景たるや・・・。

その後しばらく山には登らないのですが、間違いなく登山を始めたきっかけはこの乗鞍岳です。

雲海広がる乗鞍岳

1年目(2017年)

再び山に登ったキッカケは趣味探しの為にたまたま参加した登山サークルの企画。

その時めちゃめちゃ楽しかったかと言われたら覚えてないのですが、その後もサークルの登山企画に参加し続けていたらのめり込んでいました(笑)

登山が肌に合っていたんでしょうね。

【1年目の経歴】
・登山サークルの企画(鳳来寺山)に初参加
・金峰山、蓼科山、大菩薩嶺と百名山を登る
・6月末、初めて富士山登頂
・初めての泊まり登山、八ヶ岳
・男4人、車で青森遠征(雨の八甲田山)
・初テント泊(蝶ヶ岳、常念岳縦走)
→その為にテント購入
・白馬岳テント泊。言葉を失うような絶景
・南岳~奥穂高縦走(大キレット)
・山メシの楽しさを知る
初めて富士山を登ったり、初めて山で泊まったり、青森まで遠征したり大キレットを通ったり・・・。

テント持ってないけどテント泊の計画に参加し、急いでテントを買ったのもいい思い出です(笑)

関連記事:オノ氏のテント泊グッズ

全てが初めてで新鮮で、とにかく山に行くことが楽しかったです。

初めての登山サークル企画、愛知県の鳳来寺山

絶景の白馬岳

奥穂高岳山頂にて

2年目(2018年)

2017年の秋ごろに転職し、休日が少なく連休もほとんどない職場になりました。

なので数少ない休みは山に行かなければ、とある意味強迫観念にかられるように登ってましたね(笑)

【2年目の振り返り】
・初めてマラソン大会に出場
・トレランを体験してみる
・山仲間から一眼レフを譲り受ける
・山で彼女ができる
・宮之浦岳テント泊。奇跡の快晴
・山の彼女にフラれる
・フラれた腹癒せに剱岳早月尾根日帰り
・鳳凰三山、初めての撤退
・大峰山周回、総距離約50㎞
マラソン、トレラン、カメラと、今でも続いている趣味に出会えた年でした。
山も数少ない休みや連休の中で宮之浦岳、剱岳、大峰山と、密度の濃い登山をしていたように思います。

山で彼女ができるという奇跡・・・
全然続かなかったけど(笑)

屋久島、宮之浦岳山頂にて

劔岳早月尾根登山口の石碑”試練と憧れ”

 

3年目(2019年)

2019年にもう一度転職し、今度は土日祝休日になりました。

連休があるということに幸せを感じながら、狂ったように登山していました。

結局どんな環境でも山登るんですよね(笑)

【3年目の振り返り】
・初めての雪山登山(霧ヶ峰、美ヶ原)
・九州登山旅行(開聞岳、韓国岳)
・GW東北雪山(蔵王、早池峰、岩手、八幡平)
・道志村トレイルレース、死ぬ程キツかった
・雲取山飲み会(テント泊)
・梅雨の北八ヶ岳、苔の美しさに魅了される
・甲斐駒黒戸尾根日帰り
・北アルプス裏銀座縦走3泊4日テント泊
・扇沢~鹿島槍~五竜岳1泊2日テント泊
・冬の木曽駒ヶ岳、強風と寒さに泣く
初めてトレランレースに出場しました。
完走率50%だった道志村トレイルレース(44㎞)、完走したもののこれを超えるキツさは今のところないですね・・・。
夏は北アルプスを長期縦走していました。
初めて3泊4日の行程でしたが、最高でしたね。

時間が許す限り縦走していたいです。

そしてこの年に雪山デビュー。

ただ、私は末端冷え性でもあり寒さに弱いらしく、難易度の高い雪山は無理だと悟りました。

GWの岩手山。まだまだ雪山。

双六岳山頂手前の稜線、言葉にならないほどの感動でした…

夕暮れの五竜山荘

4年目 (2020年)

2020年はコロナが流行り緊急事態宣言など一番外出が抑制されていた時期ですね。

GW過ぎまでは山に行く気になれなかったのですが、山に行かないストレスはとてつもなく、夏ごろには感染対策しながら登っていました。

登山中毒かな?

【3年目の振り返り】
・長かった丹沢周遊(大倉~蛭ヶ岳~檜洞丸)
・雪の唐松岳に感動
・篠井山でミツマタ登山
・3月ごろから外出規制されるように
・6月ぐらいまでほとんど登山せず
・夏に甲斐駒黒戸尾根(2回目)
・新穂高~薬師岳、雲ノ平3泊4日テント泊
・山で彼女ができる(後に結婚する)
コロナで行動が制限されていたものの、雪の唐松岳やミツマタ登山、そして念願の雲ノ平など行きたい場所には行けたように思います。
そしてこの年に山仲間だった女性と付き合い、後に妻となりました。

デートは基本、山ですね(笑)

冬の唐松岳。こんな世界があるのかと感動。

静岡、安部奥の篠井山。ミツマタ登山。

北アルプスの奥地、薬師岳

5年目(2021年)

相変わらずコロナ禍のご時世でしたね。

登山も行っていましたが、この年はカメラをSony α7ⅲに買い換えたのもあり、カメラ熱が高い時でもありました。

【5年目の振り返り】
・山犬段の避難小屋で飲み会
・雪の谷川岳、唐松岳並みの絶景
・尾瀬1泊2日ゆったりハイキング
・空木岳日帰り
・8月、灼熱の東北登山(秋田駒、月山)
・笹山、南アルプスの絶景に心奪われる
・鉢伏山で山仲間のウェディングフォト撮影
この年は比較的ゆるめの登山が多かったです。

空木岳はキツかったですけど(笑)

10月に南アルプス白根南陵の笹山に登りましたが、南アルプス全部見えの絶景にもかかわらず人の少ない静寂さ、そしてどこまでも続く稜線・・・。
この時から南アルプスに心奪われ、今でも南アルプス欲が収まりません。

北アルプスとはまた違う雰囲気、山深くて静かだけど壮大な南アルプス。
美しすぎて本当に言葉失いましたね・・・。

そして11月に山仲間同士のウェディングフォトを鉢伏山にて撮影。
登山としては軽いハイキング程度にもかかわらず八ヶ岳や北アルプスの絶景と一緒に撮影でき、素敵な撮影会となりました。
何よりカメラマンとして呼んで頂いたのは心から嬉しかったし、もっとカメラ上手くなりたいと強く思いました。

冬の谷川岳。

ムーミン担いで秋田駒ヶ岳のムーミン谷へ

南アルプス白根南陵、笹山。どこまでも続く素敵な稜線。

6年目(2022年)

2022年は私にとって変化や刺激の多い年でした。

それらすべてに山が関わってくるので私にとって山は切っても切り離せなくなってしまったなぁと思います。

楽しいし幸せなんですけどね(笑)

【6年目の振り返り】
・冬の天狗岳、素敵な高見石小屋泊
・雪の赤城山
・GW遠征登山(立山、剣山、石鎚山)
・光岳日帰り、やっぱり魅力的な南ア
・野口五郎、烏帽子岳縦走テン泊
・笠ヶ岳下山後に入籍
・悪沢赤石岳縦走2泊3日
・TJAR、ゴールの大浜海岸へ観戦
・南ア深南部、奥深さに魅了される
・白駒池にてウェディングフォト撮影
・新婚旅行で暴風の利尻岳、雪の羊蹄山
・槍ヶ岳日帰り(新穂高ピストン)
・笊ヶ岳日帰り、笹山並の感動
・妻の誕生日に福島2日間で3座登山
・熊野古道トレランレース(51㎞)

2022年、盛りだくさん!!

一番大きな出来事はもちろん結婚したことです。

笠ヶ岳1泊2日テント泊のち、帰りにそのまま役所へ行って婚姻届けを提出しました。

笠ヶ岳は思い出の山のはずですが、あまりのキツさに妻はもう行きたくないと・・・(笑)

後日、お互いに大好きな場所である白駒池にてウェディングフォトを撮ってもらったり、新婚旅行や妻の誕生日も過酷な登山をするという・・・。

妻とは山で出会って山で共に遊び、山の帰りに結婚するというように、すべて山が関わっているんですね(笑)

また、2022年はTJAR(トランス・ジャパン・アルプス・レース)がありましたね。

ゴールの瞬間を見に静岡の大浜海岸へ行きましたが、1位の土井陵選手の輝きがすごすぎました・・・。

また、数日後もう一度大浜海岸に行くと、なんと駐車場であの望月将悟選手とバッタリ会いました!!

さわやかに話してくれて、写真まで撮ってくれて、本気で惚れましたね・・・。

ここからトレラン熱が爆上がりし、熊野古道トレイルランニングレースに出場したりしています。

関連記事:トレラン大会出場!実際に持って行った物一覧

登山も2022年はものすごく行きました。悪沢赤石、光岳などの南アルプスや、北アルプスなのに静寂かつ絶景の野口五郎岳などなど、名立たる山に沢山登れて満足な1年でした。

GW、雪の立山

野口五郎岳へ向かう途中から立山を眺める 

早朝、赤石岳から続く稜線

笠ヶ岳へ向かう。この後入籍(笑)

白駒池にてウェディングフォト撮影。

終わりに

振り返りながらこの記事を書いていますが、登山始めて本当に人生変わったなぁと思います(笑)

趣味が増え、仲間ができ、挑戦するようになり、家族ができ、日々充実するようになり。

山には感謝してもしきれないですね・・・。

これだけ山に行っても飽きるどころか行きたい山が増えていくばかりです。

コロナが収まっているわけではないですが、徐々に人との集まりがオープンになっている今日この頃。

今後は自分で登山の企画をして、登山に興味がある人に広めていこうと思っています。

皆さんもケガなく安全に、そして楽しく登山をしていきましょう!

それでは!




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