低山に登るときの服装

登山

山は気温が変わりやすいから服装をいろいろ準備したほうがいいって言われるけど、低山ってそんなに必要なのかな?
行程もそれほど長くないのにたくさん持って行きすぎると無駄な気がしてしまいますよね。

今回は低山の服装について話をしていきます。



 

低山に登るときの服装


低山といっても明確な定義があるわけではありません。
ここでいう低山とは、
・標高1,000m以下
・コースタイム3時間未満
・バリエーションルート(登山道として紹介されていない道)ではない
とします。

歩く時の服装+ウインドブレーカー(+予備防寒着)

低山は登山口と山頂の標高差が少ないため、気温はあまり変わりません。
その為、高山ほど服装をたくさん持って行く必要はないでしょう。
ただ、たとえ暑い日でもウインドブレーカーは必ず用意しておきましょう。
木々に囲まれた道中は風を感じなくても、ひらけた山頂に出ると風が吹きさらしになる可能性があります。
風があるとないとでは体感温度がまるで違います。
汗もかくのでそこに風が吹くと、寒さで風邪をひいたり低体温症のリスクがあります。
そのため、低山だからと言ってTシャツだけしか持って行かないということは絶対にやめ、最低限ウインドブレーカーをザックの中にでも忍ばせておきましょう。

また、春や秋など涼しい季節は軽い防寒着(ユニクロのウルトラライトダウンなどでOK)などを持って行くとより安心ですね。

レインウェアは必ず持って行こう

山の天気が変わりやすいというのは高山に限った話ではありません。
当然低山でも急に雨が降るリスクはあります。
そのため、レインウェアは必ず持って行きましょう。
登山の三種の神器とも言われるように、高山だろうが低山だろうがレインウェアは必需品です。
間違っても低山だからと言って、傘で済ませるようなことはしないでください。
手が塞がるのは非常に危ないです。

レインウェアは基本的にウインドブレーカーの機能は備えついています。
荷物を減らしたいという人はレインウェアとウインドブレーカーを兼用してもいいでしょう。

遭難のリスクが高い低山は装備も充実させる

遭難のリスクが高い低山は装備も充実させましょう。
例えば、
・あまり有名でなく、人が少ない山(登山レポートが少ない山)
・登山道があまり整備されていない山
などです。
もし仮に遭難してしまった場合、暖が取れないというのは致命的です。
十分すぎるほどの装備を用意してもいいかと思います。
(そもそも、そういう山に行く場合は入念な下調べと準備が必要です)




終わりに

低山は高山に比べて軽装でよく、のんびり登ることができます。
ただし、登山特有のリスクがなくなるわけではありません。
最低限の準備はして、楽しく登るようにしましょう。

それでは!

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